借りてきた猫の解説
【読み方】
かりてきたねこ
【意味】
借りてきた猫とは、ふだんと違って、非常におとなしく、かしこまっているさまのたとえ。
【注釈・由来】
猫はおとなしい動物の代表で、縄張り以外では不安を感じて更に大人しくなることから、いつもよりおとなしく、小さくなっている様子を「借りてきた猫」というようになったといわれる。
また、ネズミ駆除のために猫を借りても、自分の縄張り以外の場所でおとなしい猫は、ネズミ捕りをしないことからともいわれる。
【出典】
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【例文】
・好きな人を前にした彼女は、借りてきた猫のように大人しくなった。
・夫は内弁慶なので、外では借りてきた猫のようになる。
・普段はうるさいくらいよく喋るのに、今日はまるで借りてきた猫みたいだった。
【注意】
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借りてきた猫の関連語
【類義語】
質に取られた天犬のよう/内弁慶の外地蔵/内弁慶外味噌/外幽霊の内弁慶/内広がりの外すばり
【対義語】
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【英語のことわざ】
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