器用貧乏

器用貧乏の解説

【読み方】
きようびんぼう

【意味】
器用貧乏とは、なんでも器用にこなせるため、あちこちに手を出したり、どれも中途半端で大成できないこと。なんでも一通り上手にこなすが、これといってずば抜けたものがなく、経済的に恵まれないこと。また、その人。

【注釈・由来】
古くは「細工貧乏人宝」ということが多く、器用なために他人に重宝されるが、こき使われるだけで自身は恵まれず、大成しないという皮肉を表した。

【出典】

【例文】
・私は器用貧乏で、人に自慢できるような特技がないんですよ。
・器用貧乏な人は大成しなくても需要は多いので、貧乏になる確率は低いはずです。
・なんでも上手くこなす彼女は、器用貧乏というよりオールラウンダーである。

【注意】

器用貧乏の関連語

【類義語】
器用貧乏人宝/細工貧乏人宝/細工貧乏/職人貧乏人宝/巧者貧乏人宝/細工貧乏人下部/七細工八貧乏/細工は人宝/梧鼠之技/梧鼠五技/梧鼠之才/螻蛄之才/梧鼠五技にして窮す/多芸は無芸/何でも来いに名人なし/百芸は一芸の精しきに如かず/八方手を出す人は身が持てぬ/螻蛄才/石臼芸

【対義語】

【英語のことわざ】

【索引語】
器用貧乏

【分類】
学問・才能・能力 > 思うまま・器用

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