雀の千声鶴の一声の解説
【読み方】
すずめのせんこえつるのひとこえ
【意味】
雀の千声鶴の一声とは、多くのつまらない者があれこれ意見するよりも、すぐれた者の一言のほうがまさっているというたとえ。
【注釈・由来】
たくさんの雀が群がって一斉に鳴き騒ぐよりも、鶴が一鳴きするほうが威厳があることから。
この句が先にあり、のちに「鶴の一声」のみで使われるようになった。
【出典】
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【例文】
雀の千声鶴の一声、ここは社長の意見を聞いてみるべきだ。
【注意】
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雀の千声鶴の一声の関連語
【類義語】
鶴の一声/禽鳥百を数うる/禽鳥百を数うると雖も一鶴に如かず/百星の明は一月の光に如かず/衆愚の諤諤たるは一賢の唯唯には如かず
【対義語】
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【英語のことわざ】
・A king’s word is more than another man’s oath.(国王の言葉は他の人の誓いにまさる)