烏頭白くして馬角を生ず

読み方

うとうしろくしてうまつのをしょうず

烏頭白くして馬角を生ずの意味・解説

烏頭白くして馬角を生ずとは、あり得ないことのたとえ。また、ありえないと思っていたことが実際に起きることのたとえ。

由来などの解説

中国、戦国時代に燕の太子丹が奏の人質になった時、奏王から「頭の白いカラスが現れ、馬に角が生えたら国へ帰してやろう」と言われ、絶望していた。
すると、実際に頭の白いカラスと角が生えた馬が現れたため、丹は帰国することができたという故事に由来する。

出典

『史記』

例文

君がオリンピック選手に選ばれるなんて、烏頭白くして馬角を生ずというものだ。

烏頭白くして馬角を生ずの類語・対義語

類義語

烏の頭白くなるまで

対義語

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キーワード

生ず

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