風する馬牛も相及ばず

読み方

ふうするばぎゅうもあいおよばず

風する馬牛も相及ばずの意味・解説

風する馬牛も相及ばずとは、自分とはまったく関係がないこと。また、そういう態度をとること。

由来などの解説

「風する」は、発情した獣の雌雄が互いに相手を求める意。
さかりのついた馬や牛の雌雄が互いに求めて呼び合っても、遠く離れていて会えない意味から転じて。
『春秋左氏伝』に「風する馬牛も相及ばず(発情して互いを求め合う馬や牛の雄と雌でも、会えないほど遠く隔たっている)」とある。

出典

『春秋左氏伝』

例文

そのニュースを聞いても、彼は風する馬牛も相及ばずといった具合だ。

風する馬牛も相及ばずの類語・対義語

類義語

風馬牛も相及ばず/風馬牛/風馬接せず

対義語

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逆引き分類

キーワード

風する及ぶ

同じ音から始まる語

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