浅瀬に仇波

浅瀬に仇波の解説

【読み方】
あさせにあだなみ

【意味】
浅瀬に仇波とは、思慮深くない者ほど、おしゃべりで騒ぎ立てることが多いということ。

【注釈・由来】
「仇波」は、むやみに立ち騒ぐ波の意で、「徒波」「徒浪」「仇浪」とも書く。
川の深いところには波が立たないが、浅いところにはいたずらに波が立ち騒ぐことをにたとえた言葉。
『古今和歌集』恋四の「底ひなき淵やは騒ぐ山川の浅き瀬にこそあだ波は立て」から。

【出典】
『古今和歌集』

【例文】
浅瀬に仇波と言うとおり、彼女の話には重みが感じられない。

【注意】

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