自業自得の解説
【読み方】
じごうじとく
【意味】
自業自得とは、自分の行いの報いが、自分に降りかかってくること。
【注釈・由来】
本来は、よい行いにも悪い行いにもいうが、現代では主に、悪事を行なった者がその報いを受けるのは当然だという意味で用いる。
「業」は、行為、所作の意。
【出典】
『正法念処経』
【例文】
・離婚することになったって?自業自得だろう。
・悪いことを散々してきたのだから、自業自得としか言いようがない。
・「踏んだり蹴ったりで困ったよ」と言っているが、自業自得ということを自覚していないようだ。
【注意】
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自業自得の関連語
【類義語】
自業自縛/因果応報/悪因悪果/悪事身に返る/悪事身にとまる/仇も情けも我が身より出る/因果覿面/因果は巡る/自縄自縛/爾に出ずるものは爾に反る/平家を滅ぼすは平家/身から出た錆/六国を滅ぼす者は六国なり/伊達の盛りに跛引く/牢破りの牢腐れ/汝が罪汝を責む/我が刀で首切る
【対義語】
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【英語のことわざ】
・He that makes his bed ill lies there.(ベッドメイキングが下手な者はそこに自分で寝なければならない)
・As you sow, so shall you reap.(蒔いたからには刈り取らねばならない)