閑古鳥が鳴く

閑古鳥が鳴くの解説

【読み方】
かんこどりがなく

【意味】
閑古鳥が鳴くとは、人が訪れず、さびれてものさびしいさま。特に、商売などがはやらないさま。

【注釈・由来】
閑古鳥は、カッコウの別称。
人のいない閑寂な山里で、カッコウの鳴き声がもの悲しく聞こえるさまから。

【出典】

【例文】
・不景気で、温泉街も土産店も、閑古鳥が鳴く寂しさだ。
・開店前から大行列ができることで有名な店だったが、ブームが去ってからは閑古鳥が鳴くありさまだ。
・ほとんど開店休業状態で、いつも閑古鳥が鳴いている。

【注意】
暇があるという意味で使うのは誤り。
誤用例 「閑古鳥が鳴くほど暇を持て余していたから、彼からの誘いは嬉しかった」

閑古鳥が鳴くの関連語

【類義語】
門前雀羅を張る/鳥の網張る宿

【対義語】
門前市を成す/門前市の如し/門庭市の若し/市を成す

【英語のことわざ】
・To have little business.(ほとんど商売にならない)

【索引語】
閑古鳥鳴く

【分類】
生活・暮らし > 仕事・商売
状態・程度 > 孤独,

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