虎に翼

虎に翼の解説

【読み方】
とらにつばさ

【意味】
虎に翼とは、もともと強い者や勢いのある者に、さらに威力が加わることのたとえ。

【注釈・由来】
虎のような強い者に、空を飛べる翼が加わるということから。
多く、好ましくないものに使われる。
『韓非子・難勢』に「虎の為に翼をつくることなかれ」とある。

【出典】
『韓非子』

【例文】
・権力にものを言わせる彼に重役の肩書きがつくなんて虎に翼だ。
・虎に翼をつけて野に放つようなもので、誰も彼を止めることはできない。
・彼に大手スポンサーがつけば、鬼に金棒、虎に翼だよ。

【注意】

虎に翼の関連語

【類義語】
虎に羽/虎に角/鬼に金棒/弁慶に薙刀/獅子に鰭/竜に翼を得たる如し/氷に霜/走り馬にも鞭駆け馬に鞭/飛脚に三里の灸/強飯に胡麻塩

【対義語】

【英語のことわざ】

【索引語】

【分類】
評価・評判 > 過剰
状態・程度 > 勢いがある・活気づく,強い

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