考える葦の解説
【読み方】
かんがえるあし
【意味】
考える葦とは、人間のたとえ。人間は自然の中でもっとも弱い一本の葦みたいなものだが、それは考えるという能力をもった存在だということ。
【注釈・由来】
17世紀の哲学者、数学者、物理学者であるパスカルの著書『パンセ』にある言葉「人間は一本の葦であり、自然のうちでもっとも弱いものにすぎない。しかし、それは考える葦である」から。
人間とは孤独で弱い生き物だが、考えることができることは偉大であり、尊厳があるとした。
【出典】
『パンセ』
【例文】
・人間は考える葦だから、思い悩むことは何もおかしなことじゃないよ。
・考える葦なのだから、何も考えずにただ過ごすだけではもったいない。
・この発明は、人間が考える葦であることの証である。
【注意】
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考える葦の関連語
【類義語】
人間は考える葦である
【対義語】
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【英語のことわざ】
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