馬には乗ってみよ人には添うてみよ

解説

【読み方】
うまにはのってみよひとにはそうてみよ

【意味】
馬には乗ってみよ人には添うてみよとは、何事も経験してみなくては本当のところはわからないのだから、やりもしないで批判したり評価したりするべきではないということ。

【注釈・由来】
馬には乗ってみなければ善し悪しがわからないし、人とは付き合ってみなければその人の性質はわからないということから。
何事も経験することによって、初めてそのよさがわかるのだから、始める前から軽々しく批判するのはよくないという戒め。
もともとは縁談を勧めるようなときに、実際に結婚してみなければ相手の本当の人柄はわからないとして言ったことば。

【出典】

【例文】
馬には乗ってみよ人には添うてみよだ、始める前から嫌がらないで、一度学校に通ってみたらどうだ。

【注意】
結果の善し悪しがわからないことに使うのだから、おめでたい席で使うのは失礼にあたる。
誤用例 「馬には乗ってみよ人には添うてみよと言いますから、とにかく二人で新婚生活を送ってみて下さい」

1

2
TOP
テキストのコピーはできません。