読み方
けんとのあらそい
犬兎の争いの意味・解説
犬兎の争いとは、第三者につけこまれるような二者の争いのたとえ。
由来などの解説
足の速い犬が利口な兎を追い続けていたが、両者とも力尽きて死んでしまった。
そこを通りかかった農夫が、が安々と獲物として手に入れたという『戦国策』の故事に由来する。
出典
『戦国策』
例文
ライバル企業が争っている隙に、あそこの会社が新商品を開発し、シェアトップに躍り出た。まさに犬兎の争いだ。
英語のことわざ
Two dogs fight for a bone and the third runs away with it.(二匹の犬が一本の骨を得ようと争い、三の犬がその骨を持って逃げる)
犬兎の争いの類語・対義語
類義語
漁夫の利/鷸蚌の争い/田父の功
対義語
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