出藍の誉れの解説
【読み方】
しゅつらんのほまれ
【意味】
出藍の誉れとは、弟子が師匠の学識や技量を越えることのたとえ。
【注釈・由来】
「藍」は染料に使う藍草のこと。
藍草で染めた布は藍草よりも鮮やかな青色となるが、その関係を弟子と師匠にあてはめて、弟子が師匠の学識や技術を越えるという意味。
学問の重要性をうたった荀子の言葉に由来する。
【出典】
『荀子』勧学
【例文】
・たった数年で師匠を越えるとは、まさに出藍の誉れだ。
・まだまだ未熟者ですから、出藍の誉れと呼ばれることに抵抗があります。
・出藍の誉れと称されるほど立派に成長してくれ、教えた私も鼻が高い。
【注意】
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出藍の誉れの関連語
【類義語】
出藍/出藍の青/青は藍より出でて藍より青し/氷は水より出でて水より寒し/竹の子の親勝り
【対義語】
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【英語のことわざ】
・The scholar may waur the master.(弟子が師匠に勝ることもある)