痛し痒し

痛し痒しの解説

【読み方】
いたしかゆし

【意味】
痛し痒しとは、両方に同程度の良い面と悪い面があって、どちらか片方を取るのに迷ったり苦しんだりすることのたとえ。

【注釈・由来】
掻けば痛いし、掻かなければ痒いという意味から、やってみたいが困る事情もあるため、やるべきかどうか判断に苦しむということ。

【出典】

【例文】
彼を立てれば彼女が怒るし、彼女の味方をすれば彼が怒るし、まさに痛し痒しだよ。

【注意】
「痛い痒い」というのは誤り。

痛し痒しの関連語

【類義語】
痛し痒しの痘瘡/あちらを立てればこちらが立たず河豚は食いたし命は惜しし/両方立てれば身が立たぬ/痛し痒しも瘡にこそよれ/一長一短

【対義語】

【英語のことわざ】

【索引語】
痛い痒い

【分類】
生活・暮らし > 金銭・損得
行動・動作 > 迷う

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