嘘つきは泥棒の始まりの解説
【読み方】
うそつきはどろぼうのはじまり
【意味】
嘘つきは泥棒の始まりとは、平気で嘘をつくようになると、盗みも平気でするようになる。嘘をつくのは悪の道へ入る第一歩であるということ。
【注釈・由来】
平然と嘘を言うようになれば、良心がなくなって盗みも平気ではたらく人になるから、嘘はついてはいけないという戒め。
特に、身内など近しい間柄の者に対し、嘘をつきはじめた早い段階で、厳しくとがめるときに用いる。
「嘘吐きは泥棒の始まり」とも書く。
【出典】
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【例文】
・嘘つきは泥棒の始まりだから、たとえ小さい嘘でも言ってはいけないよ。
・嘘つきは泥棒の始まりですからね。誰からも信用されない人になっちゃいますよ。
・ルパン三世が大好きな息子に「嘘つきは泥棒の始まり」と言ったら、大嘘ばかりつくようになってしまった。
【注意】
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嘘つきは泥棒の始まりの関連語
【類義語】
嘘は泥棒の始まり/嘘は盗人の始まり/嘘は盗みの基/嘘は盗み手本なり/嘘つきは盗人の苗代/盗人の始めは嘘から、嘘の始めは身持ちから/嘘と盗みは互いに隣同士
【対義語】
嘘も方便/嘘も場合による/嘘をつかねば仏に成れぬ/嘘も追従も世渡り/嘘でなければ世が渡られぬ/嘘は渡世の秘法/嘘は日本の宝/嘘は世の宝/噓も誠も話の手管/嘘も身の芸
【英語のことわざ】
・He that will lie will steal.(嘘をつく者はいずれ盗人になる)
・Show me a liar and I’ll show you a thief.(ある人の嘘つき癖を指摘してみなさい、そうすれば私はその人の盗癖を指摘できる)