生き馬の目を抜くの解説
【読み方】
いきうまのめをぬく
【意味】
生き馬の目を抜くとは、すばしっこく人を出し抜き、抜け目がなくて油断できないさまのたとえ。
【注釈・由来】
生きている馬の目を抜き取るほど、すばやく抜き取ってしまうの意味から。
【出典】
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【例文】
・生き馬の目を抜く敏腕営業マンといっても、彼は人間味に欠けているから信用できない。
・生き馬の目を抜く芸能界で活躍し続けるのは、並大抵のことではない。
・生き馬の目を抜く人たちばかりの厳しい世界に疲れ果て、田舎で晴耕雨読の暮らしを始めた。
【注意】
驚きの形容で使うのは誤り。
誤用例 「予想外の展開に、彼は生き馬の目を抜くほど驚愕していた」
生き馬の目を抜くの関連語
【類義語】
生き馬の目を抉る/生き牛の目を抜く/生き牛の目を抉る/油断も隙もない/隅に置けない/尻毛を抜く
【対義語】
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【英語のことわざ】
・Water sleeps, the enemy wakes.(水は眠っても敵は眠らず) ※「油断も隙もない」という意味。