人生朝露の如し

人生朝露の如しの解説

【読み方】
じんせいちょうろのごとし

【意味】
人生朝露の如しとは、人の一生は短くはかないものだということのたとえ。

【注釈・由来】
朝日が出ればすぐに消えてしまう朝露のように、人生ははかなくて短いものだということ。
前漢時代に李陵が蘇武に会い、健康を気遣って「人生、朝露の如し。何ぞ自ら苦しむこと此の如き」と言い、降伏を勧めたという『漢書・蘇武伝』の話に由来する。

【出典】
『漢書』

【例文】
同級生も皆孫ができるような歳になって、人生の折り返し地点もとっくに過ぎた。まさに人生朝露の如しだ。

【注意】

人生朝露の如しの関連語

【類義語】
命は槿花の露の如し/命は風前の灯の如し/人間一生夢の如し/浮世は夢/人生夢の如し/露の命/露の世/電光朝露/浮生は夢の如し/人生僅か五十年/人間僅か五十年/人間五十年/芸術は長く人生は短し

【対義語】

【英語のことわざ】
・Life is a span.(人生は短い)

【索引語】
人生朝露如し

【分類】
人生・社会 > 年齢・人の一生,世の儚さ
状態・程度 > 早い・短時間

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