枯れ木も山の賑わいの解説
【読み方】
かれきもやまのにぎわい
【意味】
枯れ木も山の賑わいとは、つまらないものでも、無いよりはましである。また、役に立たない者でも、いないよりはいたほうがましだというたとえ。
【注釈・由来】
何もない殺風景なはげ山よりも、たとえ枯れ木でもあれば山の趣を添えてくれ、風情を賑わしてくれるということから。
自分のことを謙遜して言うことばで、老人が若者に混じって何かをする際などに多く用いる。
【出典】
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【例文】
・枯れ木も山の賑わいと言いますから、私も参加させていただきます。
・たいした作品ではありませんが、枯れ木も山の賑わいと思って投稿しました。
・私など枯れ木も山の賑わいに過ぎませんが、少しでもお役に立てればと思いやって参りました。
【注意】
自分を謙遜して言うことばなので、目上の人に対して使うのは失礼にあたる。
誤用例 「枯れ木も山の賑わいと言いますから、私の結婚式にはぜひ出席してください」
枯れ木も山の賑わいの関連語
【類義語】
枯れ木も山の飾り/枯れ木も森の賑わかし/歪み木も山の賑わい/曲がり木もくねの賑わい/蟻も軍勢/餓鬼も人数/餓鬼も千人
【対義語】
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【英語のことわざ】
・A bad vush is better than the open field.(悪い茂みでも、何もない野原よりは良い)