いつも柳の下に泥鰌はおらぬの解説
【読み方】
いつもやなぎのしたにどじょうはおらぬ
【意味】
いつも柳の下に泥鰌はおらぬとは、一度うまくいったからといって、その後も必ずうまくいくというわけではないということ。
【注釈・由来】
柳の下で泥鰌が捕れたことが一度あったからといって、柳の下に行けば必ず泥鰌がいるというわけではない。
転じて、幸運なことがあったからといって、その後もまた幸運があるとは限らないということ。
「おらぬ」は漢字で「居らぬ」と書く。
【出典】
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【例文】
今回はタイミングよく商品が売れたが、いつも柳の下に泥鰌はおらぬというように、次回も商品が完売するとは限らないから、念入りに準備をしてくれ。
【注意】
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いつも柳の下に泥鰌はおらぬの関連語
【類義語】
いつも柳の下に泥鰌はいない/柳の下にいつも泥鰌はいない/柳の下の泥鰌/二匹目の泥鰌を狙う/株を守りて兎を待つ/来るたびに買い餅/朔日毎に餅は食えぬ
【対義語】
二度あることは三度ある/一度あることは二度ある
【英語のことわざ】
・There are no birds of this year in last year’s nests.(去年の巣に今年の鳥はいない)
・A fox is not taken twice in the same snare.(狐は二度と同じ罠にはかからない)