両雄並び立たずの解説
【読み方】
りょうゆうならびたたず
【意味】
両雄並び立たずとは、同じ力量を持つ英雄が二人いれば、必ず争いになり、どちらかが倒れることになる。
【注釈・由来】
「両雄」は、二人の英雄のこと。
漢の劉邦に使えていたれき生が、楚の頂羽の軍が漢を攻めてきて苦戦をしいられたときに進言したという故事から。
『史記』に「臣窃かに以て過つと為す。且つ両雄は倶には立たず(失礼ですが、私はそれが間違いだと思っています。両雄というものは、並んで立つことができないからです)」とある。
【出典】
『史記』
【例文】
両雄並び立たずで、まとまりがつかなくなるだろうから、同じ部署に優秀な人材は二人も要らない。
【注意】
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