有為転変は世の習いの解説
【読み方】
ういてんぺんはよのならい
【意味】
有為転変は世の習いとは、この世は常に激しく移り変わり、とどまることなく変化するものだということ。
【注釈・由来】
「有為」とは、仏教語で、因縁によって生じた様々な現象のことをいう。
ここでの「習い」は「学習する」の意ではなく、「世の中の常」という意味。
【出典】
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【例文】
あんなに自然でいっぱいだった故郷も、今や高層ビルが隙間なく建ち並んでいる。有為転変は世の習いというが、少し寂しいものだね。
【注意】
「ゆうい転変は世の習い」というのは誤り。
有為転変は世の習いの関連語
【類義語】
有為転変の世の習い/有為転変/有為無常の習い/有為無常/移れば変わる世の習い/諸行無常/盛者必衰/万物流転/世の中は三日見ぬ間の桜かな/昨日の淵は今日の瀬/人間万事塞翁が馬/七転び八起き/七転八起
【対義語】
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【英語のことわざ】
・All worldly things are transitory.(この世のものはすべて過ぎ去りやすい)