犬の遠吠えの解説
【読み方】
いぬのとおぼえ
【意味】
犬の遠吠えとは、臆病者が陰でいばったり、陰口を言ったりすることのたとえ。
【注釈・由来】
「遠吠え」とは、犬などの動物が遠くで声を長く引いて吠えること。
弱い犬が相手から遠く離れたところで、尻込みしながら吠え立てることから。
主に、勝ち目のない相手を陰でののしるたとえとして使われる。
【出典】
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【例文】
彼らが言っていることなんて放っておけばいい。あれは犬の遠吠えと同じだよ。
【注意】
「効果が弱い」という意味で使うのは誤り。
誤用例 「犬の遠吠えの強さでは、チャンピオンに勝てないだろう」
犬の遠吠えの関連語
【類義語】
犬のとこ吠えしたるよう/負け犬の遠吠え
【対義語】
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【英語のことわざ】
・A waking dog afar off barks at a sleeping lion.(遠くの犬が起きて、眠っているライオンに吠える)
・A barking dog seldom bites.(吠える犬はめったに噛み付かない)