亭主の好きな赤烏帽子

亭主の好きな赤烏帽子の解説

【読み方】
ていしゅのすきなあかえぼし

【意味】
亭主の好きな赤烏帽子とは、主人が好きなものなら、たとえそれが風変わりなものであっても、家族は調子を合わせて従わねばならないというたとえ。

【注釈・由来】
「烏帽子」とは、成人男子が用いた帽子のこと。
烏帽子は黒塗りが普通であるが、一家の主人が赤い烏帽子が好きだと言えば、それが奇妙なものであっても家族は従わねばならないという意味から。
主人が無理を言っても家族が同調して合わせるべきという、昔の家制度からできたことわざ。
江戸いろはかるた』の一つ。

【出典】

【例文】
亭主の好きな赤烏帽子ね。うちでは夕飯の時に必ずみんな牛乳を飲むのよ。

【注意】

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