喪家の狗の解説
【読み方】
そうかのいぬ
【意味】
喪家の狗とは、痩せ衰えて元気のない人のこと。または、飼い主に見捨てられた犬。
【注釈・由来】
鄭鄭の人が、諸国を周遊してすっかりやつれた孔子を見て「累累として喪家の狗の若し（やつれ果てて、まるで喪家の狗のようだ）」と言った故事に由来する。
「喪家」とは、喪中の家。
「狗」は、「犬」のこと。
喪中の家では、悲しみのあまり飼い犬に餌をやることも忘れ、犬はやせ衰えていくことから、やせ衰えて元気のない人のたとえ。
また、「喪家」は「家を失う」という意味もあることから、宿なし犬、野良犬の意味とする説もある。
【出典】
『孔子家語』困誓
【例文】
仕事も家庭も一度に失った彼は、まるで喪家の狗のように力衰えてしまった。
【注意】
「そうけのいぬ」と読むのは誤り。
喪家の狗の関連語
【類義語】
喪狗／累累として喪家の狗の如し／忌中の家の犬のよう
【対義語】
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【英語のことわざ】
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