洛陽の紙価を高めるの解説
【読み方】
らくようのしかをたかめる
【意味】
洛陽の紙価を高めるとは、著書の評判が高く、飛ぶように売れること。
【注釈・由来】
晋の左思が『三都賦』を作った時、洛陽(中国の都市)では評価が高く、人々が争ってこれを書き写したために紙の需要が増した。
このため洛陽では紙の値段が高くなり、「洛陽為之紙貴」と書かれたという故事から。
【出典】
『晋書』文苑伝・左思
【例文】
これはまさに洛陽の紙価を高める小説である。
【注意】
「洛陽の市価を高める」と書くのは誤り。
洛陽の紙価を高めるの関連語
【類義語】
洛陽の紙価を高からしむ/洛陽の紙価貴し/洛陽の紙価を貴む/紙価を高める/紙価を高からしむ
【対義語】
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【英語のことわざ】
・To sell like hot cakes.(ホットケーキのように売れる=飛ぶように売れる)