敵は本能寺にあり

敵は本能寺にありの解説

【読み方】
てきはほんのうじにあり

【意味】
敵は本能寺にありとは、本当の目的や目標は、表面にかかげたものとは別なところにあるということ。

【注釈・由来】
明智光秀が、備中(現在の岡山県)の毛利氏を攻めると称して出陣した途中で急に方向を転じ、「わが敵は本能寺にあり」と言って、本能寺に止宿していた主君織田信長を急襲したという故事に由来する。

【出典】

【例文】
・彼に優しくしているのは愛しているからじゃない。敵は本能寺にありで、彼女が目当てにしているのは彼の遺産だ。
・世間では敵は本能寺にありだと言われているようだが、君の本心はどうなんだ?
・厳しい業界を生き抜くためには、敵は本能寺にありの作戦をとることも必要だろう。

【注意】

敵は本能寺にありの関連語

【類義語】
He that wipes the child’s nose kisses the mother’s cheek.(子供の鼻を拭いてやる者は、その母親の頬にキスをする)

【対義語】
敵本主義/十王が勧進も食おうがため

【英語のことわざ】

【索引語】
本能寺ある

【分類】
評価・評判 > 見掛け倒し
状態・程度 > 掛け離れた

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