粉骨砕身の解説
【読み方】
ふんこつさいしん
【意味】
粉骨砕身とは、力の限りを出しきって事に当たることのたとえ。また、骨身を惜しまず一生懸命に働くことのたとえ。
【注釈・由来】
骨を削って、身を砕くほど努力するという意味から。
【出典】
『禅林類纂』
【例文】
・粉骨砕身して社会のために尽くす。
・何度失敗しても、粉骨砕身で取り組む姿勢に心打たれた。
・粉骨砕身の努力をしたが、力及ばず報われなかった。
【注意】
「紛骨砕身」や「粉骨砕心」「粉骨細心」などと書くのは誤り。
粉骨砕身の関連語
【類義語】
砕身粉骨/粉身砕骨/砕骨粉身/彫心鏤骨/身骨を砕く/身を粉にする/身を粉に砕く/身を粉にはたく/体を粉にする/骨を砕く/粉にする/粉にはたく/身を百に分けて稼ぐ/不惜身命/大死一番/一生懸命/一所懸命
【対義語】
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【英語のことわざ】
・To work one’s fingers to the bone.(指から骨まで働く)