お鉢が回るの解説
【読み方】
おはちがまわる
【意味】
お鉢が回るとは、何か役割を担うことの順番が回ってくる。自分の番になる。
【注釈・由来】
お鉢は「飯鉢」の丁寧語で、飯櫃(めしびつ)のこと。
飯櫃が回って、ご飯を盛る順番が自分のところに回ってくることから、順番が回ってくることを「お鉢が回る」という。
多くの人で食事をしている風景から生じた言葉といわれる。
この言葉は順番が回ってくることのみ表すため、良い意味でも悪い意味でも使う。
【出典】
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【例文】
・帰り際、上司に呼び止められ、とうとう自分にお鉢が回ってきたと感じた。
・ようやく俺の出番か。このままお鉢が回ってこないと思っていたよ。
・この町も過疎化が進み、掃除当番のお鉢が回ってくることが多くなった。
【注意】
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お鉢が回るの関連語
【類義語】
白羽の矢が立つ/貧乏くじを引く
【対義語】
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【英語のことわざ】
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