一言既に出ずれば駟馬も追い難し

一言既に出ずれば駟馬も追い難しの解説

【読み方】
いちごんすでにいずればしばもおいがたし

【意味】
一言既に出ずれば駟馬も追い難しとは、いったん口から出たことばは取り返しがつかないから、ことばは慎むべきだという戒め。

【注釈・由来】
「駟馬」は、四頭立ての馬車、もしくはその馬車を引く四頭の馬のことで、速いもののたとえ。
一度口にした言葉は、四頭立ての快速馬車で追いかけても追いつかないという意味から。

【出典】
『論語』

【例文】
何でもすぐ口に出す前に少し考えなさい。一言既に出ずれば駟馬も追い難しだ。

【注意】

一言既に出ずれば駟馬も追い難しの関連語

【類義語】
駟馬も追う能わず/駟も舌に及ばず

【対義語】

【英語のことわざ】
・A word spoken is past recalling.(一度口にしたことばは呼び戻せない)

【索引語】
一言既に出ずる駟馬追う難い

【分類】
言葉 > 無用の言葉

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