餅屋餅食わずの解説
【読み方】
もちやもちくわず
【意味】
餅屋餅食わずとは、他人のためにばかり忙しく仕事して、自分のことまで手が回らないことのたとえ。また、いつでもできるにもかかわらず、怠ることのたとえ。
【注釈・由来】
餅屋はいつでも餅を食べられるが、仕事に精を出すあまり食べないでいるところから。
【出典】
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【例文】
餅屋餅食わずと言うが、うちの店は閑古鳥が鳴いているから、年中餅を食べている。
【注意】
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餅屋餅食わずの関連語
【類義語】
紺屋の白袴/慳貪屋の冷や飯/髪結い髪結わず/屋根葺き屋根を葺かず/槍持ち槍を使わず/鍛冶屋の竹火箸/傘屋傘骨かぶる/大工の掘っ立て/大工の自身の家建ちは粗相なもの、医者の内儀は病身/左官の荒壁/筵打ち薦に寝る/椀作りの欠け椀/輪替え屋の腐れ桶/紙漉きの手鼻/駕籠舁き駕籠に乗らず/蓑売りの古蓑/笠縫いの桟俵かぶり/箕売り笠にて簸る
【対義語】
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【英語のことわざ】
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