気の置けないの解説
【読み方】
きのおけない
【意味】
気の置けないとは、遠慮したり気遣ったりする必要がなく、心から打ち解けられるさま。
【注釈・由来】
「置けない」は、「置くことができない」という不可能の意ではない。
「気兼ねする」という意味の「気の置ける」を「ない」で否定した言葉で、気兼ねしないことから、心から打ち解けられ親しく付き合えるさまをいう。
【出典】
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【例文】
・知り合って間もないが、彼とは気の置けない間柄になった。
・彼女とは竹馬の友で、気の置けない関係だ。
・いくら気の置けない人だとしても、立ち入らないほうがいいこともある。
【注意】
「気を許せない」「油断できない」の意で使うのは誤り。
誤用例 「気の置けない奴だから、なるべく距離を置いたほうがいい」
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