狐を馬に乗せたよう

読み方

きつねをうまにのせたよう

狐を馬に乗せたようの意味・解説

狐を馬に乗せたようとは、動揺して落ち着かないさま。また、言うことが当てにならず信用できないことのたとえ。

由来などの解説

『今昔物語集』の「高陽川の狐、女と変じて馬の尻に乗りし語」に由来する。
これは、夕暮れに若い女に化けた狐が、馬に乗った人に声をかけ乗せてもらう。
四、五町ばかり行ったところで狐の姿に戻り、「こうこう」と鳴きながら走り去るという話である。

出典

『今昔物語集』

例文

彼はいつも狐を馬に乗せたような話ばかりする。

狐を馬に乗せたようの類語・対義語

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