上には上があるの解説
【読み方】
うえにはうえがある
【意味】
上には上があるとは、世の中には、これが最高だと思っても、さらにその上の優れたものがあるということ。物事には限度がないということ。
【注釈・由来】
感嘆したり呆れたりする気持ちを表したり、うぬぼれや欲望を戒める言葉としても使う。
【出典】
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【例文】
彼より優れた人はいないと思っていたが、上には上があるものだ。
【注意】
「上には上がいる」や「上には上あがる」というのは誤り。
上には上があるの関連語
【類義語】
上には上/上を見れば方図がない/上見れば程なし/上見れば榜示なし/物には上上/九重の塔高しと申せども燕が飛べば下に有り/上に上あり、下に下あり/上見りゃ限りが無い、下見りゃ方図がない/上も下も限りなし/下手に限りなし上手に限りなし/上を見るより下見て通れ
【対義語】
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【英語のことわざ】
・There may be blue and better blue.(青もあればより優れた青もある)
・No man so good but another may be as good as he.(他に肩を並べる者がいないほどの善人はいない)