うだつが上がらないの解説
【読み方】
うだつがあがらない
【意味】
うだつが上がらないとは、いつまで経っても出世しない、生活が向上しない。また、身分がぱっとしない、幸せになれないことのたとえ。
【注釈・由来】
うだつが上がらないの語源は諸説あり、一つ目は、梁の上に立てて棟木を支える短い柱を「うだつ」といい、このうだつが棟木におさえられているように見えることから、頭が上がらない(出世できない)という説。
二つ目は、商家などで隣りの家との境に設ける防火壁のことを「うだつ」といい、そのうだつを高く上げることを繁栄のしるしとしたことからとする説。
【出典】
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【例文】
・いつまでもうだつが上がらない男と一緒にいては良くない。
・この会社で働いていても、一生うだつが上がらない気がする。
・40歳を過ぎてもうだつが上がらないが、この歳では転職も厳しく、老後が不安でたまらない。
【注意】
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うだつが上がらないの関連語
【類義語】
うだつが無い/ほけがあがらぬ/縁の下の小豆の木/縁の下の筍/五合徳利で一升詰まらぬ/鳴かず飛ばず/飛ばず鳴かず
【対義語】
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【英語のことわざ】
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