問屋の只今の解説
【読み方】
といやのただいま
【意味】
問屋の只今とは、約束の期日が当てにならないこと。口先だけ調子がよくて、実行が伴わないことのたとえ。
【注釈・由来】
問屋に注文をすると、「はい、ただいまお届けします」と言うのが口癖だが、実際には品物をなかなか届けてこないことから。
「といや」は「とんや」の古い言い方。
「問屋の唯今」とも書く。
【出典】
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【例文】
あの会社はいつも問屋の只今で、発注してもすぐに持ってきたことがない。
【注意】
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問屋の只今の関連語
【類義語】
紺屋の明後日/医者の只今/呉服屋の後ほど/鍛冶屋の晩げ/鍛冶屋の明晩/髪結いのそこへ行こ/坊さんのおっつけ/紺屋の明後日、医者の只今/紺屋の明後日、鍛冶屋の明晩/鍛冶屋の明日、紺屋の明後日/明後日紺屋に今度鍛冶屋/今度鍛冶屋に明後日紺屋/鍛冶のこんだ市、紺屋どんの明後日/髪結いのおいおい、紺屋の明後日/鍛冶屋の四五日、お医者の只今、坊さんおっつけ/紺屋の明後日七十五日/紺屋の明後日六十日/紺屋の明後日弥の明後日
【対義語】
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【英語のことわざ】
・One of these days is none of these days.(「そのうちに」という日は来ない)