読み方
さんじゃくさがってしのかげをふまず
三尺下がって師の影を踏まずの意味・解説
三尺下がって師の影を踏まずとは、弟子が師に従うときは、師を敬い礼を尽くせという教え。
由来などの解説
「三尺」は、約91センチメートル。
師に随行するときは、三尺離れて歩き、師の影を踏まないようにしなくてはいけない。
もとは仏教の作法であり、師僧に従って歩くときの心得。
本来は、「弟子七尺去って師の影を踏まず」という。
例文
三尺下がって師の影を踏まずだ、先生に生意気な口をきくものではない。
注意
師と距離を置く、遠ざけるという意味で使うのは誤り。
誤用例 「先生は才能ある方だが、性格に難があるので、三尺下がって師の影を踏まずでいこう」
三尺下がって師の影を踏まずの類語・対義語
類義語
弟子七尺去って師の影を踏まず/三尺去って師の影を踏まず/師の影は七尺下がって踏まず/師弟となって七足去る/七足隔つ師弟の礼
対義語
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