磯の鮑の片思い

磯の鮑の片思いの解説

【読み方】
いそのあわびのかたおもい

【意味】
磯の鮑の片思いとは、片思いをしゃれて言うことば。

【注釈・由来】
鮑は巻き貝の一種だが、殻が二枚貝の片方だけのように見えることから、「片思い」の「片」と掛けて言ったもの。
『万葉集』に「伊勢の白水郎の朝な夕なかづくてふ鮑の独念(かたおもひ)にして(伊勢の海人が朝夕ごとに海に潜って取ってくる鮑のように私は片思いばかりしている)」という歌があるように、古くからあることわざ。

【出典】

【例文】
所詮彼は遠い世界の人、この恋はいつまで経っても磯の鮑の片思いだわ。

【注意】

磯の鮑の片思いの関連語

【類義語】
鮑の片思い/鮑の貝の片思い

【対義語】

【英語のことわざ】

【索引語】
片思い

【分類】
人間関係 > 夫婦・男女

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