学問に王道なし

解説

【読み方】
がくもんにおうどうなし

【意味】
学問に王道なしとは、学問を修めるのに安易な方法はなく、自ら苦労して習得していくほかないということ。

【注釈・由来】
「王道」とは、王様専用の特別な近道という意味で、安易な方法や近道のこと。
ギリシャの数学者ユークリッドが、エジプト王トレミーに「もっと簡単に幾何学を学ぶ方法はないのか」と聞かれ、「幾何学に王道なし」と答えたという故事に由来する。

【出典】

【例文】
学問に王道なしで、受験勉強は一夜漬けでできるはずがない。

【注意】
勉強以外の分野では使わない。
誤用例 「いくら運動神経が良くても、短期間で黒帯が取れるわけではない。学問に王道なしだ」

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