遠交近攻

読み方

えんこうきんこう

遠交近攻の意味・解説

遠交近攻とは、利害関係の衝突しない遠くの国と親交を結び、その国に背後から威圧させ、近くの国を攻略する外交政策。

由来などの解説

「遠交」は、遠くの国と親しくすること。
「近攻」は、近くの国を攻めること。
戦国時代、范雎が唱えた天下征服の策略で、兵法三十六計の第二十三計にあたる。
秦の昭襄王が採用した。
『史記』には「王遠交して近攻するに如かず」とある。

出典

『史記』

例文

その大統領のやり方は、まさに遠交近攻であった。

遠交近攻の類語・対義語

類義語

遠きに交わりて近きを攻む

対義語

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キーワード

遠交近攻

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