同じ穴の狢の解説
【読み方】
おなじあなのむじな
【意味】
同じ穴の狢とは、一見すると違うように見えても、実は同類・仲間であることのたとえ。
【注釈・由来】
普通、悪事を働く同類の意味で使われる。
狢(ムジナ)は、アナグマやタヌキの異名。山林に深い穴を掘ってすむ。
「同じ穴の貉」とも書く。
【出典】
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【例文】
・結局、彼も同じ穴の狢ってことだよ。立派なことを言ってるように見えるが、金儲けだけが目的だ。
・政治家なんて政党や派閥が違っても、所詮は同じ穴の狢だよ。
・見てみないふりをしていれば、同じ穴の狢になってしまう。
【注意】
似ている者同士であっても、同類の悪党という意味で用いることが多いため、使う相手・場面で注意が必要。
誤用例 「私も以前は教師の仕事をしていたんですよ。同じ穴の狢ですね」
同じ穴の狢の関連語
【類義語】
同じ穴の狸/同じ穴の狐/一つ穴の狢/穴の狢
【対義語】
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【英語のことわざ】
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【分類】
・人間関係 > 友人・仲間・付き合い
・状態・程度 > 似ている