我が身を抓って人の痛さを知れ

我が身を抓って人の痛さを知れの解説

【読み方】
わがみをつねってひとのいたさをしれ

【意味】
我が身を抓って人の痛さを知れとは、他人の痛みや苦しみを、自分自身の痛みに置き換え、相手を思いやることが大事だという教え。

【注釈・由来】
自分の体を抓ってみれば、他人が抓られたときの痛みが理解できるように、どんなことでも自分自身の身に引き比べ、人を思いやる心を持つべきだということ。
また、自分がされて嫌なことは、人にもするなということ。
「我が身をつめって人の痛さを知れ」ともいう。

【出典】

【例文】
人を利用して、価値がないと思ったらあっさりと捨てるだなんて……。我が身を抓って人の痛さを知りなさい。

【注意】

我が身を抓って人の痛さを知れの関連語

【類義語】
身を抓みて人の痛さを知れ/己が身抓みて痛さを知れ/己の欲せざる所は人に施す勿れ/自分で嫌なことは人にさせるな

【対義語】
己の欲する所を人に施せ

【英語のことわざ】
・If strokes be good to give, they are good to get.(人を打つのが良いことなら、人から打たれるのも良いことのはずだ)
・Judge of other’s feelings by your own.(自分自身で他人の思いを判断せよ)

【索引語】
我が身抓る痛さ知る我が

【分類】
感情・心理 > 思いやる

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