下衆の後知恵

下衆の後知恵の解説

【読み方】
げすのあとぢえ

【意味】
下衆の後知恵とは、愚かな者は必要なときに良い考えが浮かばずに、事が終わってから良い考えが思いつくものだということ。

【注釈・由来】
「下衆」は、考えが愚かである、品性が劣っている、知恵がない者の意味。
「下種の後知恵」や「下司の後知恵」とも書く。

【出典】

【例文】
今更こうしたほうが良かったなんて、下衆の後知恵というものだ。案があったなら始める前に言ってくれ。

【注意】

下衆の後知恵の関連語

【類義語】
下衆の後思案/下衆の思案で後思案/下衆の知恵は後から/下手の思案は後に付く/虚仮の後思案/馬鹿の知恵は後から出る/馬鹿の工夫は後から出る

【対義語】

【英語のことわざ】
・An afterwit is everybody’s wit.(後知恵なら誰でも思いつく)
・It is easy to be wise after the event.(事後に悟るのは容易である)
・Afterwit comes over late.(後知恵は遅すぎる)

【索引語】
下衆後知恵知恵

【分類】
人生・社会 > 時代・時機
学問・才能・能力 > 愚か・能力がない

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