鳶が鷹を生むの解説
【読み方】
とびがたかをうむ
【意味】
鳶が鷹を生むとは、平凡な親がすぐれた子を生むことのたとえ。
【注釈・由来】
鳶も鷹も同じ仲間で、姿や大きさも似ているが、鳶を平凡なものとし、鷹をすぐれたものにたとえている。
「とんびが鷹を生む」ともいう。
【出典】
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【例文】
・小学生レベルの漢字も読めないお前の息子が東大に行くなんて、鳶が鷹を生むとはこのことだな。
・鳶が鷹を生むというのは誤解で、優秀な人の先祖には必ず優秀な人がいて、隔世遺伝しているだけだ。
・三流大学に合格しただけで、鳶が鷹を生むとはこのことだと大はしゃぎしていた。
【注意】
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鳶が鷹を生むの関連語
【類義語】
鳶が孔雀を生む/鳶が鷹/鳶が孔雀/雀鷹を生む/百舌が鷹を生んだ/烏の白糞/老蚌珠を生む
【対義語】
鳶の子鷹にならず/鳶の子鷹に似ず/烏の腹から鷹は生まれぬ/蛙の子は蛙/鷗の子は鷗/燕雀鳳を生まず/瓜の蔓に茄子はならぬ/鳩の卵が鵯にはならぬ/乞食の子は乞食で終わる/蝮の子は蝮/将門に必ず将あり、相門に必ず相あり/親に似ぬ子なし
【英語のことわざ】
・A black hen lays a white egg.(黒い雌鳥が白い卵を産む)