棚から牡丹餅の解説
【読み方】
たなからぼたもち
【意味】
棚から牡丹餅とは、思いがけない幸運が舞い込むこと。また、労せずによいものを得ることのたとえ。
【注釈・由来】
棚から落ちてきた牡丹餅が、ちょうどあいていた口に落ちておさまることからいう。
【出典】
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【例文】
・一夜漬けをしてテストで満点を取るだなんて、そんな棚から牡丹餅があるわけないだろう。地道に勉強しなきゃ成績は上がらないよ。
・今日は棚から牡丹餅のようなことが次々と起きている。
・知らないアドレスから「当選しました」とメールがあり、まさに棚から牡丹餅と思って喜んでいたが、フィッシング詐欺だった。
【注意】
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棚から牡丹餅の関連語
【類義語】
棚ぼた/開いた口へ牡丹餅/棚から落ちた牡丹餅/天から牡丹餅/開いた口へ団子/開いた口へ餅/寝ていて餅/鴨が葱を背負って来る/勿怪の幸い/寝耳へ水の果報/寝耳へ小判/鰯網で鯨捕る/鰯網へ鯛がかかる/天然礫のまぐれ当たり
【対義語】
棚から牡丹餅は落ちてこない/棚の牡丹餅も取らねば食えぬ/虎穴に入らずんば虎子を得ず/蒔かぬ種は生えぬ
【英語のことわざ】
・He thinks that roasted larks will fall into his mouth.(ヒバリのあぶり肉が口の中に落ちてきはしないかと思っている)