口に蜜あり腹に剣あり

口に蜜あり腹に剣ありの解説

【読み方】
くちにみつありはらにけんあり

【意味】
口に蜜あり腹に剣ありとは、口ではやさしいことを言うが、内心は陰険であること。

【注釈・由来】
中国、唐の玄宗帝の時の宰相、李林甫の人柄について評した言葉から。

【出典】
『資冶通鑑』

【例文】
あの人は口に蜜あり腹に剣ありだから、よく知らない人には評判がいいが、親しくなった人達からは敬遠されている。

【注意】
外見は優しくおとなしそうだが、意志はしっかりしているといった「外柔内剛」と同様の意味で使うのは誤り。

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