鬼の居ぬ間に洗濯の解説
【読み方】
おにのいぬまにせんたく
【意味】
鬼の居ぬ間に洗濯とは、こわい人やうるさい人がいない間に、くつろいで息抜きをすることのたとえ。
【注釈・由来】
「鬼」は怖い人。「洗濯」は衣服を綺麗にしてよみがえらせるところから、心身の疲れを癒すことを意味する。
主人や監督する者など、こわい人やうるさい人がいない間に、日頃の苦労や束縛から解放され、のんびりくつろいで気晴らしをすることをいう。
【出典】
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【例文】
・明日はお父さんもお母さんもいないから、鬼の居ぬ間に洗濯だ。好きなだけテレビを見たりゲームをしたりして遊ぼう。
・上司が出張だから、今日は鬼の居ぬ間に洗濯。定時に帰って酒でも飲もう。
・妻が実家に帰っているので、鬼の居ぬ間に洗濯と思い遊びに出かけたら、スマホのGPS機能で行き先が全部バレていた。
【注意】
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鬼の居ぬ間に洗濯の関連語
【類義語】
鬼の居ぬ間に命の洗濯/鬼の来ぬ間に洗濯/鬼の無い間に洗濯/鬼の居ぬうちに洗濯/鬼の留守に洗濯/鬼の留守に豆拾い/鬼の留守に豆を炒る/留守の間の栄光/猫の留守は鼠の代/猫がいないと鼠が遊ぶ/命の洗濯
【対義語】
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【英語のことわざ】
・When the cat’s away the mice will play.(猫がいない時、ねずみが遊ぶ)
・The mouse goes abroad where the cat is not lord.(猫が領主でない国では、ねずみも出歩く)