梃子でも動かないの解説
【読み方】
てこでもうごかない
【意味】
梃子でも動かないとは、どんな手段を用いても、がんとしてその場から動かない。また、どんなことがあっても、信念・主張を変えないことのたとえ。
【注釈・由来】
「梃子」とは、重い物の下に差し入れて、それを動かすために使う棒のこと。
梃子を使えば大きな物でもわずかな力で動かすことができるが、その梃子を用いても少しも動かないところから。
「梃でも動かない」とも書く。
【出典】
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【例文】
彼はずば抜けて頭が良く、根性もあるけれど、一度こうと決めたら梃子でも動かない頑固な面も持ち合わせている。
【注意】
「梃子では動かない」というのは誤り。
梃子でも動かないの関連語
【類義語】
梃子でも動かぬ/梃子でも行かぬ
【対義語】
節を屈する/節を折る
【英語のことわざ】
・All the levers you can lay will not do it.(どんなてこを使ってもそれは出来ない)