図に乗るの解説
【読み方】
ずにのる
【意味】
図に乗るとは、思うように事が運び、いい気になってつけあがる。調子に乗る。
【注釈・由来】
「図」は僧が唱える声明の転調ことで、元々「図に乗る」は難しい転調がうまくいくことをいった。
そこから、自分の思うように事が運ぶことをいうようになり、そのような状態なのでつけあがるという意味が加わっていった。
【出典】
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【例文】
・社長に褒められてから図に乗っているようだな。
・あいつは褒められ慣れていないから、ちょっと褒めるとすぐ図に乗るよ。
・誰も注意しないから、彼はますます図に乗るだけだ。
【注意】
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図に乗るの関連語
【類義語】
頭に乗る/調子に乗る/勝つに乗る/付けを打つ/乗り地になる/鼻笛を吹く/鼻を高くする/天狗になる/拍子に掛かる/羽目を外す
【対義語】
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【英語のことわざ】
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【分類】
・性格・気質 > 傲慢
・状態・程度 > 勢いがある・活気づく