乞食の嫁入り

乞食の嫁入りの解説

【読み方】
こじきのよめいり

【意味】
乞食の嫁入りとは、雨が降りそうで降らないこと。はっきりしない天気のたとえ。また、長続きしないことのたとえ。

【注釈・由来】
雨が降りそうで降らず、天気がはっきりしない意味では、「(貧乏で)振袖振らぬ」と「(雨が)降りそうで降らぬ」をかけたしゃれ。
長続きしない意味では、衣類調度を入れる長方形の大きな箱の「長持」を、貧乏で嫁入り道具として持たせられないことと、長く状態を保つ意味の「長持ち」をかけたしゃれ。

【出典】

【例文】
今日一日は乞食の嫁入りになりそうだ。

【注意】

乞食の嫁入りの関連語

【類義語】
貧乏人の嫁入り/貧乏人の婚礼/貧乏人の祝言/焼き物のお染で振袖振らぬ/三日坊主猫の魚辞退狸の念仏兎の糞兎の股引船頭の一時艪三月庭訓石に腰掛ける尻切れとんぼ熱しやすく冷めやすい蛇稽古

【対義語】
狐の嫁入り

【英語のことわざ】

【索引語】
乞食嫁入り

【分類】
生活・暮らし > 気候・季節
性格・気質 > 怠惰

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