腹に一物

腹に一物の解説

【読み方】
はらにいちもつ

【意味】
腹に一物とは、表面は何事もないようで、心の中では何かたくらんでいることのたとえ。

【注釈・由来】
ここでの「腹」は「心の中」「本心」のことで、昔は精魂は腹にあるものとされていたことから。
「一物」は、たくらみの意味で、露骨に口にする事がはばかられる時に代わりに使う。

【出典】

【例文】
彼女が訪問してきたのは、きっと腹に一物あるからだ。

【注意】

腹に一物の関連語

【類義語】
胸に一物/腹に一物、背に荷物/腹に一物、手に荷物/一物は腹に荷物は背に

【対義語】

【英語のことわざ】
・I say little but I think more.(口にはあまり出さないが腹の中には秘めた考えがある)

【索引語】
一物

【分類】
学問・才能・能力 > 企む

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